歴史と産業が融合する京都伏見で進化し続ける増田組

増田組の歴史
増田組の歴史は132年に及び、京都の伏見という土地と共に発展してきました。初代の増田伊三郎が1892年に事業を興し、二代目の大藪政次郎が現在の増田組の基盤を固めました。
大藪政次郎は、自社の発展だけでなく、建設業界全体の地位向上にも尽力しました。その結果、増田組は地域から信頼される存在となり、現在も続く重要な京都の老舗企業との関係を築きました。
大藪政次郎が掲げた8カ条の理念は、今でも社内で大切にされています。「共存共栄」「誠実第一」「顧客満足」などのスローガンは、現在の社員にも受け継がれ、会社の方針として重要な役割を果たしています。

歴史と産業が融合する伏見で進化し続ける
伏見は歴史と産業が融合する街です。伏見稲荷大社や伏見桃山城などの観光名所に加え、商業や先端技術産業も発展しています。江戸時代、京都と大阪を結ぶ水運の要所として栄え、伏見港を中心に寺田屋(幕末の志士たちが集った歴史的な船宿)などが栄えました。
豊かな水環境を活かした酒造業は、現在では伏見を代表する産業に成長し、全国有数の生産量を誇っています。また、精密機器製造業も多く、京都のものづくりを支える重要な地域となっています。この歴史と産業が融合する伏見の地において、増田組は地域との強い絆を維持しながら、長い歴史で築き上げた信頼を基盤に、常に新しい技術や考え方を取り入れ、進化し続けています。
これからの増田組

2024年4月に増田組は株式会社松村組の連結子会社となりました。松村組も京都で130年以上の歴史があり、当社と親和性の高い企業です。松村組との連携により、効率的な業務分担が可能になり、1社では困難だったより大規模な工事への参画が可能になりました。例えば、大規模工事は実績のある松村組が担当し、その後のメンテナンスや維持管理は地元に根ざした増田組が担当するなどの協力体制を構築しています。
また、松村組との連携で従業員の処遇改善や教育システムの充実、人材採用の強化が可能になり、会社としての成長機会が広がりました。また2024年8月には、新しい増田組のスローガン「伝統と革新の融合 150年への新たな挑戦」を従業員から広く公募し、全員の投票によって決定しました。このことからも、増田組は従業員の意見を大切にする会社であることがわかります。
さらに松村組の親会社は、パナソニック株式会社、トヨタ自動車株式会社、三井物産株式会社が出資しているプライムライフテクノロジーズ株式会社です。増田組もこのグループの一員として、シナジー効果の重要性を認識しています。各社の強みを活かし、グループ全体でより大きな価値を創出することを目指しています。
